活動の記録

花育活動:奈良 唐古・鍵遺跡史跡公園 はなともワークショップ

10月5日(土)、奈良県の『唐古・鍵遺跡史跡公園』が主催する「花や緑とふれあう体験セミナー」の一つとして、「はなともワークショップ」を開催させていただきました。

花育プロジェクト 『はなとも』 とは・・・?

自然とふれあう機会が少なくなりつつある今日、多くの人々に、花をもっと身近に感じてほしい。

そして「育てる」経験を通じて、子どもたちに豊かな心を育んでほしい。

そんな思いから、この度 「花育プロジェクト はなとも」 を立ち上げました。

現在、親子や子ども向けの球根植え体験ワークショップを企画しています。

 

ワークショップには、小学校3年生から6年生の児童のみなさんと、学童の先生が一緒に参加してくださいました。前半は、球根やチューリップに関するクイズに答えていただきました。

みなさん、知っているつもりで知らなかったことも、いろいろありましたね。

みんなが見たことのあるチューリップは、たくさんある種類の中のほんの一部だったんだね。

後半は、これから育ててもらうチューリップの球根を一緒に植えました。

今回は、あか、しろ、きいろ の3色を植えてもらいました。

品種は、チューリップの中でも育てやすく、発色が美しく、なおかつ、花の咲く時期がそろえやすい3品種。当社で、公園などの景観植栽プランを提案する社員が厳選してくれた3品種です!

みなさん、説明を良く聞いて、取り組んでくださいました。

今回は室内でのイベントでしたので、お水をあげるのはおうちに帰ってからお願いしました。

チューリップはお水が大好き。「ゆっくり、たっぷり」が水やりのポイントです。「水やりカレンダー」をしっかりつけて、忘れないようにしよう!

球根を植えた鉢に、自分の名前と植えた日付を書いたラベルを差し込みました。

 

みなさん、きっと、だいじに育ててくれることと思います。

ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました!!

10月10日は、「球根の日」です。

ようやく涼しくなり、チューリップなど秋植え球根の植えどきが始まります。みなさんも、一緒に球根を植えてみませんか?

春を待つたのしみが増えますよ!

花育活動:堺・緑のミュージアム ハーベストの丘 はなともワークショップ

4月6日(土)大阪府堺市の「緑のミュージアム ハーベストの丘」様とのコラボレーション企画として、親子向け はなともワークショップを行いました。

ハーベストの丘 公式HP:https://farm.or.jp/

園内に植えられた約10万本のチューリップはまさに見頃を迎えていました。

天候にも恵まれ、絶好の花見日和でした!

春のワークショップでは、花を「みる」と「そだてる」の両方を楽しんでほしい!ということで、前半は花畑にて思う存分花とふれあっていただきました!

満開のチューリップに囲まれて記念撮影をしたり、観察したり……

「あか、きいろ、しろ、ピンク、オレンジもある!」

「真上から花を覗いてみるとなにが見えるかな? 」

親子でじっくり花とふれあうことで、いろんな発見があったのではないでしょうか?

そして、後半はいよいよ球根植え体験です。

今回植えたのは、春植え球根のゼフィランサス。

植えっぱなしでも毎年花を咲かせてくれる丈夫な品種です。

ハーベストの丘 の山野さんより、今回使う土についてお話していただきました。

自分で選んだプランターに栄養たっぷりの土を入れていきます。

 

こんな便利道具も登場!

穴のところに球根を置いていくと……間隔をあけてバランス良く植付けすることができます♪

プランターは持ち帰って、これから皆さんの家で育てていただきます。

きれいな花を見て楽しんだら、今度は自分で育てて咲かせてみよう!

春だからこそ、そして美しいチューリップ畑を楽しめるハーベストの丘だからこそ実現できた企画となりました。

ハーベストの丘 様、参加してくださった親子の皆さま、ありがとうございました!

花育プロジェクト「はなとも」を今後もよろしくお願いいたします。

 

 

 

花育活動:奈良育英小学校 はなともワークショップ

10月19日(金)、奈良市法蓮町の 奈良育英小学校 様にご協力いただき、1・2・3年生の子どもたち37名を対象とした「はなともワークショップ」を開催しました。

 

 花育プロジェクト はなとも とは・・・?

自然とふれあう機会が少なくなりつつある今日、多くの人々に、花をもっと身近に感じてほしい。 そして「育てる」経験を通じて、子どもたちに豊かな心を育んでほしい。
そんな思いから、この度 「花育プロジェクト はなとも」 を立ち上げました。現在、親子や子ども向けの球根植え体験ワークショップを企画しています。

 

ワークショップの前半は、教室にてスタッフによる「チューリップクイズ」と「球根のしくみ」を説明しました。

「今まで、学校やお家でなにを育てたことがあるかな?」

という質問に、予想以上にたくさんの答えが出てきてびっくり!
アサガオ、ヒマワリ、フリージア、花だけでなくトマトやカボチャなど野菜もたくさん・・・

ふだんから花や緑に親しんでいると知り、うれしくなりました。

でも、チューリップといってもいろんな花の色・咲き方があることや、じつは球根だけではなく「種もできる」ということを知って、そうなんや~!と驚きの声もあがっていました。

チューリップのこと、詳しくなれたかな?

 

後半はいよいよ実践です。
今回はチューリップ3球とムスカリ5球の寄せ植えに挑戦。
一人一人の名前を書いてもらった鉢に、球根を植付していきます。

土は、ぎゅっと押すんじゃなくて、球根が過ごしやすように、ふかふかにしておこうね。

最後は土全体に浸透するまでしっかりと水をあげて、終了!

先生方のお力添えもいただき、無事にワークショップを終えることができました。本当にありがとうございました。

しかし、ここからが本番です。

これから半年かけて、球根とともに、子どもたちもどんどん成長していくことでしょう。
春になって花が咲く頃には、入学式。
まだ顔も知らないけれど、新しい仲間となる新1年生たちを花いっぱいの学校でお祝いできたら、きっと喜んでもらえるはず。

「誰かのために」という想いをこめて育てる。その経験を通じて、子どもたちにやさしい心を育んでいってほしい。

私たちスタッフも、子どもたちとふれあうことで新たに学ぶことが多くあり、こうした活動の必要性を再確認しました。

 

今後も 花育プロジェクト はなとも の活動は、当ブログで随時報告していきます。みなさまにも関心を持っていただければ幸いです。

コスモス満開です

今年は天候の関係で少し遅れ気味でしたが、納品した得意先様より、「コスモスが満開です」と連絡を頂きました。

色んなコスモスをミックスしたもので、キレイに咲いています。

色鮮やかなコスモスは、秋の訪れを知らせてくれる花。

 

チューリップの楽しみ方

もうたくさんの方がこの春チューリップをご覧になったかと思います。

もう少し早くにお伝えすれば良かったのですが

チューリップは正面から見たり上から見たり

色んな角度から見るとすごく面白いんです。

 

①ワールドエクスプレッション

横から見るとこんな感じで、白い花弁に赤い筋が入ります

 

上から見ると、燃えているかのような面白い内部です↓↓↓

 

②シャーリー

白の花びらの縁にほんのり紫色が入ります。

 

上から見ると、中心部が青色です

なかなか神秘的な色合いですね

 

③スイートロージー

濃いピンク色をした存在感ある品種です

 

まさかこの品種が上から見たらこんなにも美しいなんて

実はこの時初めて知りました

複数の色が混ざってとても美しい中心部です

 

今回はこの3種類をご紹介しましたが

他にも魅力的な中心部をしている品種があるので

みなさんも次回からは真上から見る景色も楽しんでみてください☆

なばなの里 チューリップ満開

先日、なばなの里さん でチューリップをたくさん見てきました!!

里内にある国内最大級の花園 「花ひろば」は、3月下旬頃から4月下旬頃まで

約200種類、約180万球のスケールでのチューリップが本格的に見ごろを迎えます 。

とにかくカラフルで、見ているだけで気分が上がりますよ☆

 

色んな花の混色

 

マンゴーチャームとネモフィラのコラボ

 

個人的にマンゴーチャームが好きなのですが、黄色からピンクに色変わりする品種なんです!

最初と最後で花色が全く異なる品種はチューリップには結構あるんですよ。

朝焼けに映える淡いピンクの桜とピンクのチューリップ

 

八重咲き種のミックス植え

 

曲線美しいですね!!

 

そしてそして!!

なばなと言ったらこれ↑↑↑

今年はくまもんが登場(笑) とってもかわいらしくお出迎えです♡♡♡

 

上から見た景色 やっぱり圧巻です!!

桜が残っていたのでとても良い景色を見ることが出来ましたね☆

 

間近でチューリップを見たり、こうやって展望台から見たり

色んな楽しみ方が出来るのも良い所ですね!

チューリップにはたくさんの品種があります。

出来ればどんな品種があるのか、近くで花姿を見ながら景色も楽しんでいただけたら嬉しいです ♪♪♪

 

 

植えて2年目のアネモネ

昨年植え込んだアネモネが早くも花を咲かせていました。

アネモネの植え付けは、他の球根植物と違い、いきなり土に植えるのではなく、植え付ける前に一度水分を与え球根をふやかします。具体的には、ピートモス、脱脂綿、キッチンペーパー等に水を吸わせ、球根を包み込み暗く涼しい場所で一晩寝かします。そうすると球根が水分を吸い、ふっくらとします。

球根をそのまま植え、たっぷり水を遣ると、腐敗してしまう場合があるので、注意して下さい。

あと、アネモネの植え方で、よく聞かれるのが球根の上下です。ピラミット型の球根で平べったい面が上、とがってる方が下です。

アネモネの花はとても綺麗なので、今年 植えられなかった方も、次回ぜひ試してみてください。

冷蔵チューリップが咲いています

今年のチューリップ第一弾が見頃です。

「なばなの里」の中にあるベゴニアガーデン( http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/area/begonia.html/ )にて展示されています。

なぜこの冬の時期にチューリップが咲いているのか?

その理由は2つあります。

1つ目は、『暖かい温室内で栽培されているから』です。そして2つ目は、『冷蔵処理をされた球根を使用しているから』です。

チューリップの球根は春の暖かさの中で生長しますが、ここで一つ疑問が出てきます。

チューリップを植える秋の気温は春の気温とあまり変わりありませんが、秋にチューリップが生長する事はありません。これは何故なのか?という疑問です。その疑問に対する答えはこうです。それはチューリップの球根が『冬(寒さ)を感じていないから』です。冬(寒さ)を感じた後であれば春(暖かさ)を感じて生長する事が出来ます。そのため、冬(寒さ)を感じていないチューリップは秋(暖かさ)に間違って芽を伸ばす事はありません。これはチューリップに限った事ではなく、水仙やヒヤシンス等の多くの秋植え球根(春咲き球根)に共通しています。では何故このような仕組みを持っているのかという事についてはまた別の機会があれば…。

詳しく知りたい方は、ベゴニアガーデンガイドツアー( http://www.nagashima-onsen.co.jp/page.jsp?id=16769 )にぜひ参加してみて下さい。

鉄砲百合 日の本(テッポウユリ ヒノモト)

今年も12月に入り、いよいよ慌ただしくなってきました。

年末年始の飾りつけに欠かせない切り花、これに使われる草花はいくつかありますが、今回は『鉄砲百合(テッポウユリ)』をご紹介します。
切り花として流通している鉄砲百合の殆どは⽩⾊の品種で、その中でも代表的な品種が『⽇の本(ひのもと)』です。そしてこの 日の本 切り花の主⼒産地として⾼知県があります。

 

生産者は年末の切り花出荷に向け、暑い真夏から準備をしています。
6月~7月にかけて納品された球根は、そのまま植えたのでは来年の初夏まで花は咲きません。しかし特別な処理をする事で、早ければ10月頃から花を咲かせる事が可能となり、切り花として市場に出荷されます。この『特別な処理』が本当に大変な作業で、生産者の皆様には脱帽です。
その努力の結晶として出荷された 日の本 ですが、その姿から何とも言えない『可憐さ』『清潔さ』『凛とした強さ』を感じるのは私だけでしょうか?とてもさわやかな香りで、花瓶に挿して部屋に飾ると清々しい気持ちになります。
実はこの鉄砲百合 日の本 は、世界的にみても鹿児島県にある沖永良部島だけで生産されている超限定的な品種なのです。これについてはまた紹介したいと思います。

 

(出荷を待つ鉄砲百合 日の本)

 

花育活動

小学校に花育活動してきました。(写真①)

5〜6年生の園芸委員23名が参加し、プランターに球根とプリムラ苗を植え込みました。今回は4つのグループに分かれてもらい、それぞれでチューリップ、スイセン、アネモネとラナンキュラス、プリムラを植えました。(写真②)

まずは球根に土を入れる作業で、袋をひっくり返して豪快に植える子どもや、スコップで少しずつ丁寧に入れる子どもがいたりと、個性豊かでした。(写真③)

プランターに球根を植える際に、土を入れ、ほんの少し指で穴を空け、球根を置き、土をかける という手順であるが、実際は10cm以上の深さの穴を開ける生徒がいて、かなり深植えになってしまっていたので、伝えることの難しさを感じるとともに、このことを今後に活かしていかなければと身の引き締まる思いでした。(写真④)

植え込み作業が進むにつれ、私たちにも少し慣れてきて、少しずつ質問が出てきました。よく聞かれた質問は、球根の上下です。特にアネモネ、ラナンキュラスは上下がわかりにくかったようです。あとは分球したスイセンの子球(新しく出来た小さい球根)を見て「これは何?」とか「これは花が咲くの?」と質問されました。(写真⑤)

植え込み後に、これから栽培していく場所にプランターを移動し、作業していた場所が土で汚れたので、みんなで箒で掃いて綺麗にして終了。(写真⑥、⑦)

「土に触れる楽しさ」を子どもたちに伝えられるよう、これからも活動していきたいと思います。

   

(写真①)ご挨拶       (写真②)作業開始

(写真③)土を入れる

(写真④)球根植える

(写真⑤)質問中

(写真⑥)完成

(写真⑦)掃除