花の大和では全国の公園等に球根は勿論のこと、種や苗・花木等の植栽材料を納品しています。この時期の植栽材料と言えば何と言ってもチューリップ!そこで今回は三重県にある なばなの里 への納品風景をご紹介します。

なばなの里は花をメインとしたテーマパークで、紫陽花、バラ、コスモス、ダリア等季節を彩る花を一年中楽しむ事が出来ます。(http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html/

そして春には100万球を超えるチューリップが見頃を迎えます。なばなの里で見る事が出来るチューリップは非常にバラエティーに富み、早生~晩生、一重咲きから八重咲き等の変わり咲き、また原種系チューリップも楽しむ事が出来ます。チューリップ祭り期間中は毎年多数の来園者の方が楽しむ花となっていますので、納品には一段と気合が入ります。

公園植栽用に使用するチューリップの多くはオランダ産輸入球根です。これらの球根は8月から10月にかけて船で日本に運ばれてきます。そして納品までの間、弊社倉庫でその時を待ちます。納品前には必ず担当者自らが品質チェックを行います(写真1)。必ず全品種チェックを行い、不良球があれば出荷前に選別を行います。この作業は正直かなりの重労働且つ時間のかかる作業なのですが、弊社は品質最優先を心掛けており、この作業を外すわけにはいきません。お客様の信頼・信用を裏切るわけにはいきませんからね(写真2)。品質チェック後、出荷内容チェックを行います(写真3)。品質・内容ともチェックされた後、出荷トラックへの積み込みとなります(写真4)。トラックのコンテナ満載になったチューリップを見ると爽快な気分になるのは私だけでしょうか。そしてチューリップ満載となったトラックは一路なばなの里へと向かいます。

なばなの里に到着したトラックは早速担当者により降ろされます。この作業、開園前の早朝に行われます。来園される方の通行の妨げにならないようとの配慮からです。さすがです。納品されたチューリップは、なばなの里担当者により内容チェックされます(写真5)。内容に相違がない事が確認された後、随時植え込み作業へと移っていきます。植え込み作業についてはまた後日アップしますのでお楽しみに!

(写真1)品質チェック

(写真2)球根

(写真3)出荷内容チェック

(写真4)いよいよ出発

(写真5)納品チェック