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日陰に向く宿根草 広さ:畳1枚分

日陰に向く宿根草を植え付けました。

耐陰性を持つ宿根草で、冬は地上部が無くなる植物が多い。

春の新芽が非常に綺麗です。

■配置図■

 

バラと宿根草 広さ:畳1枚分

バラと宿根草を畳1枚分に植込みます。

バラと花色のバランスが合う宿根草を手前から奥に向かって草丈が大きくなるように配置します。

配置が決まったら、ポットから苗を取り出し、根を良くほぐしてから植え付けます。

■配置図■

 

レイズドベッド(高床式花壇)の作り方

レイズドベットとは、夏越ししやすい高床式花壇のことで、実際に畳1枚分の大きさのものを作成してみます。

まず10~15cmくらい掘り起こした後、地上20~30cmくらいの高さまで、石や枕木、レンガ(水の抜けやすい材質)を積み上げ、花壇を縁取りを作ります。

今回は鉄平石を利用してレイズドベッドを作成しました。大きいサイズの石を下の方に置き、石と石の間に重なりがくるように配置するとバランスが良くなります。また置いた石の上面が極力水平になるように置くことで、積み上げやすくなります。

約30分の作業でレイズドベッドの大枠が完成しました。

ここから更に石を積み重ねていき、高さをつくります。

土の配合は園芸培養土を半分くらいにして、鹿沼土(or日向砂or赤玉土)、堆肥、軽石、堆肥を混ぜて土を作ります。

花壇を高くして、鹿沼土や軽石で排水性の良い土にすることで、夏越ししやすい花壇が出来ます。

2人で約1時間の作業をしてこんな感じに仕上がりました。

ヘリオプシス ビーナス

早朝に撮影したヘリオプシス ビーナス

日中との寒暖の差が大きいのと、空気が澄んでいることもあって、黄色の花びらがとても綺麗です。

花育活動

小学校に花育活動してきました。(写真①)

5〜6年生の園芸委員23名が参加し、プランターに球根とプリムラ苗を植え込みました。今回は4つのグループに分かれてもらい、それぞれでチューリップ、スイセン、アネモネとラナンキュラス、プリムラを植えました。(写真②)

まずは球根に土を入れる作業で、袋をひっくり返して豪快に植える子どもや、スコップで少しずつ丁寧に入れる子どもがいたりと、個性豊かでした。(写真③)

プランターに球根を植える際に、土を入れ、ほんの少し指で穴を空け、球根を置き、土をかける という手順であるが、実際は10cm以上の深さの穴を開ける生徒がいて、かなり深植えになってしまっていたので、伝えることの難しさを感じるとともに、このことを今後に活かしていかなければと身の引き締まる思いでした。(写真④)

植え込み作業が進むにつれ、私たちにも少し慣れてきて、少しずつ質問が出てきました。よく聞かれた質問は、球根の上下です。特にアネモネ、ラナンキュラスは上下がわかりにくかったようです。あとは分球したスイセンの子球(新しく出来た小さい球根)を見て「これは何?」とか「これは花が咲くの?」と質問されました。(写真⑤)

植え込み後に、これから栽培していく場所にプランターを移動し、作業していた場所が土で汚れたので、みんなで箒で掃いて綺麗にして終了。(写真⑥、⑦)

「土に触れる楽しさ」を子どもたちに伝えられるよう、これからも活動していきたいと思います。

   

(写真①)ご挨拶       (写真②)作業開始

(写真③)土を入れる

(写真④)球根植える

(写真⑤)質問中

(写真⑥)完成

(写真⑦)掃除

なばなの里 植え込み風景

朝晩冷え込むようになり、チューリップを植えるのに良い気候になってきましたね。前回、三重県にある なばなの里 への出荷・納品風景をご紹介しました(https://www.hanano-yamato.co.jp/staffblog/?p=1151)が、今回は球根の植え込み風景をご紹介します。

このなばなの里では毎年なんと、100万球を超えるチューリップが植え付けされています。これほど大量のチューリップをどうやって植えるのか…。『そんなの機械で植えてるんでしょ?』と思った方、違います。全て手作業により植え込まれています。まず植え込みたい圃場全体に植え込むチューリップをバラ撒きます(写真1)。担当者曰く、『球根の密度が均一になるようにバラ撒くのが難しい』との事。そしてそこへチューリップ植え込みマシーンと化したスタッフがやってきます。穴を掘る、球根を入れる、土を被せる。ひたすらこの作業を繰り返します。一列に並び、植え込むチューリップ・圃場と対峙する姿は勇ましくもあり、どこか可愛らしさを感じさせます(写真2、3)。

この作業、時間との闘いです。なぜなら圃場にバラ撒かれたチューリップが強い日差しにさらされてしまっているからです。チューリップを含む球根類は、直射日光が大敵です。ですので、圃場にバラ撒かれたら可能な限り早く植え込んで直射日光が当たらないようにしないといけません。

植え込みが終わった圃場は十分に灌水された後、バークたい肥で覆います。暑さ対策と水切れ防止の為です(写真4)。

なばなの里でのチューリップの植え込みは、早ければ10月下旬から始まり、遅い時は年が変わった1月中旬頃まで続く事もあります。それだけ大量のチューリップを植えている証拠ですよね。今回植えられたチューリップが、来春美しい花を咲かせ、多くの来場者を楽しませてくれる事を願っています。

(写真1)均一になるようにバラ撒きます

(写真2)植え込みは人の手により行われます

(写真3)土を掘り、球根を入れ、土を被せる

(写真4)バーク堆肥で覆って完成

里芋(サトイモ)の収穫

里芋(サトイモ)の収穫は10月から11月上旬頃が適期になります。
今回は芋のなっている様子がわかるよう葉をつけたまま掘り上げを行いましたが、先に葉を地際で切り、くわなどで芋を傷つけないように掘り起こすと収穫しやすいです。

里芋の詳しい育て方はhttps://www.hanano-yamato.co.jp/howto/satoimo/をクリックしてください。